小さな贅沢、簡単焼き立てりんごケーキ
おいしく作るポイントはひとつだけ。
バターと生クリームを惜しみなく使うことです。
どちらも高級品なので(値段もカロリーも…)
大人になってもなかなか手が出ない食材です。
だからこそ、このケーキは大好物なのに年に数回しか焼かない贅沢(当社比)なケーキ。
とは言え、お高めの材料を使っているだけで、作り方はりんご菓子の頂点たち―アップルパイやタルトタタン―と比べたらめちゃくちゃ簡単です。
▼
なんと言っても、今回は型は使ってますが他の工程はボウル1個で出来ます。
りんごを剥くことさえ頑張れば後は簡単。
値段・労力とおいしさ・幸福度を考えたら、コスパ最強の焼き菓子なのではないかしら…！
昔はきちんと小麦粉を量ってふるって作っていたし、
りんごもしっかり煮込んでいたし、
バターも室温に戻して砂糖を擦り混ぜていました。
が、一つ二つと手を抜いていくうちに、気付いたのです。
私の舌では丁寧に作っても手抜きでも作ってもそれほど大きな差が生まれないことに…！
(それはそれで悲しい)
そうして辿り着いたのが、生地はボウル一つだけ、バターもりんごの余熱で溶かすだけ、
ホットケーキミックス活用のこのレシピ。
型を洗うのが面倒なときは紙のマフィン型やカップケーキ型でOKです。
(私は紙型を持っておらず、買いに行く方が面倒なので焼き型を使っているだけという…)
中のしっとり生地もおいしいのですが、表面のカリサク部分も捨てがたいので、
パウンド型よりはエンゼル型やマフィン型を使って表面積を増やす方がおすすめです。
数百円の高級食材でこんな幸せになれることある？と思うほど、
素敵においしいケーキです。
紅玉のような酸味の強いりんごを用意する必要もなく、旬の甘いりんごで出来るので、
ぜひ寒い季節のうちに一度お試しください！
動画でも紹介してますが、茶葉＋りんごの皮で淹れたアップルティーと一緒にいただくと最高に幸せな気持ちになれます。
